肌荒れ

肌荒れが近ごろ勢力を増しつつある

愚息も近ごろ精力を増しつつある

このウェブログは日記的に書く

歌詞書くための特選ネタなり生きてくうえで使えそうな知識なりをストックしておく

デッドストックになりそう〜

受験のときずっと自習室でバンドの構想やら理想の音づくりのための機材やらをiPhoneのメモに書いていた経験から得た知見、俺は文章にすることで諸々整理できるタイプの頭でっかち

遠距離恋愛中の彼女の部屋で床に座りこんで就寝中の彼女の寝顔チラ見しつつこんなブログをタイプ中、しかも3日ある大学の学祭を2日ブチって、明日の昼新幹線で東京に戻って憧れてるバンドしか出演しないライブを観にいく。ちなみに学祭にいくのは応援してるアイドルが来るから。もっとちなむと新幹線代払ったら今月の残金¥15,000ということになる。三重でちなんでおくとクレジットカード(なんでこんなもん作ったんだろ)の引き落とし額が¥110,000。ひじょうにクソバンドマン然とした11月を過ごしてる

文章化するとどうしてもチープに思えてしまうけど、実際やってる身からするとかなり、いろいろ、思うところがある

改めて自分は駄目人間なんだなあ、とか、なんかこれ浅野いにおの漫画にありそうだなあ、とか、エトセトラ

高校時代、厳密には高2頭から高3の終わりまで、もそうだったけど、俺の十代はなんとなくよくある青春小説っぽい。三流、四流の、ただひたすらテンプレート詰めこんだだけのやつ。テンプレも上手いこと絡めあわせて詰めこんだらそれなりに面白いけど、テンプレの絡まりかただけいやに現実的でほんとに面白くない、ただただ不快でえぐい

さっき今の生活は浅野いにおの漫画にありそう、と書いたけど高校時代は押見修造の漫画にありそうなストーリーとハロルド作石の漫画にありそうなストーリーの二本立てだったと思う。まあ惡の華BECKなんだけど。どっちも俺という同一人物のはなしなのに平行に交わらず進行していった

片や毒親、駆け落ち(ウケる)失敗、弁護士沙汰、頼っても助けてくれないし理解しようとさえしてくれない大人、何がそんなにつらいんだと笑って済ませる周囲の同世代、わけわかんなくなってどん詰まる思考、人間不信、幸せな人々への理不尽な嫌悪

片やバンド、文化祭でヒーロー、しだいに芽生える友情

みたいな。当時の俺は自分の無力感へのショックから自意識を守るために思考のチャンネルを完全に二分していて、あの子があんな状況で俺は何も役に立ててないのになにがバンドだよ、文化祭でチヤホヤされたってなんも思わねーよ、というガキ丸出し自己陶酔も甚だしい思考の裏で、なんやかんや前者関連の記憶に蓋をしてちゃっかり楽しんでた。いま思い返すとひじょうにダサい

毒親→被害者が精神を病む→被害者と親しい人間が助けたがる→助けられない→そいつも病む

まあ今日び日本にこういうシチュエーションはいくらでも転がってると思う。ネットでこういう話をスペクタキュラーに語るやつがいても、そんなの珍しい話じゃない、とか、面白くもねえ作り話すんな、とか言われて思われて終。聞く側としてはなんの新鮮さも衝撃もないのも無理ないと思う

でもさっきも言ったけど実際に体験した身からすると相当ヘビーで、人格に影響与えるくらいデカイ、ほんとに

いまでも夜中とか思い出しちゃってウゲゲーッてなるし、いまでも人生におけるある種のターニングポイントだったことに間違いはないと思ってる

そういうきつい経験と、さっき書いた前向きな青春らしさ全開のバンドの経験が、大学生になって半年ちょっと経ったいま思い返してみて三流、四流の漫画・小説っぽいな、という話

つまんないストーリーの主人公やらされてるように思える。めちゃくちゃ自意識過剰っぽいなこの言い方…。でももし俺が漫画や小説のなかの世界に生きていて、俺というキャラクター、俺の高校時代というストーリーを創作した漫画家・作家がいたとしたらマジで罵り散らしてやりたい、ぶん殴ってやりたい。ただひたすら救いのない話とか単純にえぐいだけの話だとか、しょうもねー話書いてんじゃねーよ。不快なだけ。問いかけとか問題提起とかなんもねーし、もっとマシなもん創りやがれ!カス!

というヤベーやつっぽい自分のまだ短い人生への思いを書き出したところでおしまい。またなんかあったら書く